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当院での美容施術について(その2:Qスイッチルビーレーザー)

[2026.06.28]

こんにちは、院長の天方です。

クリニックをオープンして、もう少しで2か月になろうとしています。

徐々に来院して下さる患者さんも増えており、忙しさにかまけてブログの更新をさぼっていました(スミマセン)。

 

さて「シミ、そばかす、ほくろ」の治療機器に関して、前回は光治療機であるステラM22(ルミナス社製)をお話しましたが、今回はレーザー治療機であるQスイッチルビーレーザー(JMEC社製)のお話をします。

 

 

「えっ、ピコーレーザーじゃないの?」というご意見はたびたび伺います。

巷ではパルス幅がピコ秒のレーザーが流行っていますが、私があえてJMEC社製のQスイッチルビーを選んだのにはいくつか理由があります。

もちろん国の承認機であることやフラットトップ型のビームプロファイルであること、サポートが手厚いことなど様々ありますが、一番大きな理由は私が尊敬する帝京大学の渡辺晋一名誉教授が日本で初めて開発されたレーザーであり、大学でも誇っておられたからです(当時は東芝との共同開発でしたが、その後JMECに権利の譲渡が行われました)。渡辺教授はハーバード大学留学時代に、ナノ秒以外にもピコ秒、フェムト秒など様々なパルス幅のレーザーを研究されておられましたので、それらのなかでも“シミ治療”に関してはナノ秒レーザーが最適解だと考えられたのだろうと想像しています。

確かに、入れ墨を除去するにはピコレーザーはマストアイテムですが、シミ治療に関しては学会で聞いている限りでは「ピコレーザーはQスイッチレーザーよりも遥かに優れている!」という声は聴きません。炎症後色素沈着の頻度が少ないとか、薄いシミにも効果があるとかはありますが、一方パルス幅が短くなればなるほどプラズマが発生してエネルギーロスが生じ、施術時の痛みも強くなるといった意見もありました。

また、別の先生は「Qスイッチルビーは切れ味が良く、今の段階ではピコレーザーを新たに購入するメリットを見いだせない」と仰っていましたし、様々な機器を多用されている先生も「ピコも使うが、Qスイッチも好きなレーザーなのでまだまだ現役です」と言われてました。

そんな、演者とフロアとの質疑応答を「ホホーッ」と拝聴しながら、最終的にこのレーザーに決めた次第です。

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